社殿
神社由緒・祭神
高乃宮神社は古来より、太田川清流の千足の川畔に、産業繁栄、商売繁盛、安産子育、水難除、農業守護の神として御鎮座を仰ぎ、昭和20年以来建設省の事業に関わる太田川改修、放水路新設に伴い昭和22年新たに神社を現在地に新築移転後は、“高乃宮さん”、また“仙竜さん”と広く崇敬を集め称えられてきました。
昭和32年単立神社として施設を整え、昭和37年鳥越山の頂上社を仙竜神社、山麓の里宮を御本社、御山全体を神体山と仰ぎ、御神徳を広めるとともに社会福祉に寄与すべく青少年錬成道場、広島総祈願処として、広く世人の強化育成に尽くしています。
《祭神》
大国主神(おおくにぬしのかみ):国土主宰の大神にて常に人類の尊き導きの光となられすべての災役を除去され全人類の幸福と産業繁栄を守護される御神徳高き大神
金山毘古神(かなやまびこのかみ):伊邪那美命(いざなみのみこと)の御子にて、鉱山その他各方面に霊験が現れ、特に火を取り扱う全ての企業に霊験あらたかな神
大市比売神(おおいちひめのかみ):宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)の親神にて、総ての商売の守護の神といわれ、特に水を扱う商売に霊験新たな神
八衛比古神(やちまたひこのかみ):八衛比古神(やちまたひこのかみ)、八衛比売神共(やちまたひめのかみ)に道を守護される神
天鳥船神(あまのとりふねのかみ):天鳥船神(あまのとりふねのかみ)、鳥乃石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)、ともに陸海空の交通の安全を守護
境内案内
◇高乃宮神社初代宮司・村田敦宣翁命胸像及び昭和の吉田松陰と仰がれた元神社本庁強化講師・石井壽夫大人命胸像
◇山の「さざれ石」と海の「さざれ石」
国歌「君が代」に詠われている山と海のさざれ石
一番の歌詞は山のさざれ石を、二番の歌詞は海のさざれ石を詠っている(碑文に掲載)
◇手水鉢
◇禊場
◇休息所
◇仙竜神社参道と龍田もみじ
◇洗心庵
◇天皇陛下御即位二十年記念碑
◇境内築山及び仙竜神社参道入り口
高乃宮神社、今上陛下ご即位二十年記念事業により建立(平成20年10月5日竣工)
高乃宮神社、平成二十年記念事業として、高乃宮神社崇敬者の寄進、総代会の奉仕協力により整備(平成20年7月6日竣工)